1998/01/01 1980・日産パルサー
全1回 (所有期間 : 1986/12〜1987/06)
![]() | 写真は1400TS。(カタログより) |
はじめて名実ともに自分の車となった1台。時価10万円。
名機との誉れ高いA12型エンジンを積む最後の日産車です。
このエンジン、排ガス対策でだいぶ牙を抜かれていたとはいえ、往時を偲ばせるにじゅうぶんなものでした。ただのOHV+キャブレターというスペックでありながら、8000rpmまで平気で回る吹け上がりの良さ、街乗り17km/Lという低燃費。
忘れられないのは特徴的な音で、4速50km/hぐらいで流しているときの音(吸気音?)はフルートのようでした。父親がチェリーX-1、F-II、710バイオレットとA型エンジンのクルマを乗り継いでいたこともあって、このエンジンの音だけは他のエンジンとすぐに聞き分けられます。
かんじんの走る・曲がる・止まるについては、特別良い印象はありません。いま思うとブレーキはかなりプアだったように思います。また、ヘッドランプは当時まだ白熱灯で、フォグを点けてもかなり暗かったです。
こいつに約半年、1万キロ乗ったおかげで、足グルマには何が必要かを知りました。こいつに足りないものを求めて選んだのが、次のサニーカリフォルニアです。
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