2007/11/04
第2回 (2週間 1,800km)
![]() | 新潟県三条市にて、深まった紅葉とともに。 ぱっと見、どこかの庭園のようにも見えますが、ただの田んぼ道です(^^) |
こんにちわ。
307は大きな初期不良もなく、わが家の足として日々距離を伸ばしています。ディーラーに先日1,000km点検の問い合わせをしたところ、サービス氏に開口一番「え、もうですか?」と驚かれてしまいました(^^;
今回は、307のディテールをご紹介します。
![]() | なん年か前のフェイスリフトで、いくぶん派手になった現行モデルの顔つき。 |
まずは諸元から。
プジョー307 VWルポ VWゴルフ E 全長 4,210mm 3,535mm 4,205mm 全幅 1,760mm 1,640mm 1,760mm 全高 1,530mm 1,475mm 1,520mm ホイールベース 2,610mm 2,320mm 2,575mm 重量 1,240kg 1,000kg 1,320kg 排気量 1.6L 1.4L 1.6L
サイズはほぼゴルフと同じですね。全長はともかく全幅1,760mmは、5ナンバーに慣れた体にはかなり幅広く感じます。車幅間隔を掴むまでほぼ2週間かかりました。また街中を走ると、日本の道路インフラはよくも悪くも5ナンバーを基準に考えられているのがよくわかりました。
![]() | いまどきの車らしくホイールベースが長い。「ケラレ」のほとんどない後ドアに注目。また前ドアに三角窓があり、後ドアにないのは珍しい。 |
![]() | 2代目ヴイッツを扁平にしたようなリアビュー。3代目デミオといい、側面の抑揚で特徴を持たせるのが最近のスタイリングの傾向か。それとなく俊敏な感じ与えるところがプジョーらしい。 |
外観もさることながら、惚れたのは内装のセンスです。
![]() | 黒を基調にアルミ風パネルとクロームパーツのアクセント。シートはジャージっぽいテキスタイル。 |
個人的には黒い内装って好きじゃありません。しかし、こんなに美しい黒内装の車は初めて見ました。それはもう、カタログ見た時点でピンとくるものがありました。造形自体はごくオーソドックスながら、各パーツの質感が絶妙で、実にシックな仕上がりになっています。また適度に肩の力の抜けた感じが、おフランス車らしいです。このインテリアがスポーツカーではなく、やや車高が高くグラスエリアの広いボディに組み合わさっているところが307の居住性の妙です。
続いて運転席周りをご紹介。
![]() | ちょっとやりすぎの感があるホワイトメーター。小学校の体育で使ったストップウォッチ、もしくは銭湯の体重計。 |
![]() | マニュアルミッションは今や、あえて選ばないと得難いものになりました。307はスポーツカーではないのでストロークは長めですが、節度があって好ましいフィーリング。 |
![]() | 右ハンドルMT輸入車の宿命? クラッチペダルがセンターコンソールのすぐ隣にあるため、左足の置き場がない。 |
そのほか室内。
![]() | 走行可能距離、瞬間燃費、平均燃費、平均速度などを表示するドライブコンピュータ。ダッシュ上の特等席にあるためたいへん見やすい。 |
![]() | マスの大きなボディから想像されるほど後席は広くない。カローラと同レベル。 |
![]() | 標準装備のHDナビと左右独立温度調整付きオートエアコン。ナビ(富士通テンのプジョー専用品、音楽CDリッピング機能付き)の機能はまだまだ研究中、後日レポートします。エアコンはスイッチだらけで使いにくい。原始的な機械式ダイヤルが一番です。 |
ドライブコンピュータは走行中に時計がリセットされる現象が3回発生。セールス氏によれば207で出ている不具合との事で、近々無償交換予定。
外装関係。
いかがでしょうか。
次回は、ドライビングインプレッションをお届けします。
では。
![]() | 新潟県三条市 越後長野温泉「嵐渓荘」にて。 |
![]() | 新潟県三条市にて。山の向こうは福島県。ただし道路はつながっていない。 |
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